物事のなかでよく言われる「基本に忠実」という言葉
誰もが理解できて納得しやすい・・・しかしそのことを現実として忠実に守って
いくことはなかなか難しい・・・
だからこそ価値がある言葉・・・
こちらの蕎麦屋さんに行くといつも、この言葉を思い出しながらおいしくいただくのです。
いつものセットで・・・
老夫婦お二人だけで、月のうち半分近くがお休みの感じですが、オープンしている
時はオープンからいっぱいで、早い時には1時前には蕎麦がなくなり終了する。
なので決して売り上げは多くなさそうですが、店の雰囲気も落ち着いていて、まさに
名店の条件がすべてそろっているようなお店なのです。
つなぎを使わないそば粉のみ・・・
量はかなり少なめですが、満足度が高いのです。
天ぷらは奥様が揚げています
カラッと揚って・・・熱々サクサク・・・
だけど軽い口当たり・・・
塩がお勧めです。
100円の天かす付ご飯
天かすにご飯・・・一見ミスマッチのようですが・・・
天丼もメニューにあるのでずが、そのタレをかけて出していただける・・・
そのたれが抜群においしい・・・
たとえ、蕎麦の量が少なくともこれで、お腹いっぱい。
だから人気店、たくさんの量を出すのではなく基本に忠実に丁寧に・・・
勉強になるお店です。
ついつい、惰性とルーチンワークのなかで営業を続けがちですが、おいしい
お蕎麦をいただきながら、わが身を反省する・・・(笑)
「基本に忠実」できそうで、なかなかできない・・・むずかしい
そのうえで、どのようにおいしいものを出していくのか・・・
当店であれば、みなさまにどれだけ高い満足感を感じていただけるのか・・
もしかしたら永遠のテーマかもしれません。
まだまだ追求していくぞと・・・おいしいお蕎麦編でした。