先月美術館へ行ってきました。
東京の銀座にある「相田みつを美術館」は、オープンから20年以上たった今でも、
訪れる人が途切れず連日盛況だと言います。
私が以前に足を運んだのが20年前でした。
思い出したように行って見ました。
「つまづいたって いいじゃないか にんげんだもの」
の名言は、相田みつをが残した中でも特に有名な詩。
相田みつをさんのおすすめ著書の1位は、
デビュー作「にんげんだもの」です。
自作の詩を自ら筆をとって描いたこの本は、1984年に出版され、
その名前が広く知られるきっかけとなりました。
ヘタウマとも思えるほど崩した書体で描かれた文字を前にすると、
まるで実際に優しく語りかけられているかのような気持ちになります。
実際、相田みつをの書や詩に心が救われると感じる人は多い様子。
相田みつをさんは、1991年に67歳で亡くなっており、2016年には没後25周年を迎えました。1924年に、栃木県足利市の刺繍職人の父のもと、六人兄弟の三男として誕生。
旧制栃木県立足利中学校を卒業した18歳の頃、生涯の師となる曹洞宗高福寺の武井哲応と出会い、禅を学び始めます。
分かりやすくて短い詩を、味わい深いながらも、誰もが読むことのできる書体で描くというスタイルを確立。
美術館で、キティちゃんとコラボした
日めくりカレンダーを購入。
ほんの一部
相田みつをさんの言葉が心救われる思いを
味わせてくれる数々の詩作は、
人間の生を愛おしみ、ありのままを受け入れようとする姿勢で、
禅の思想を深く学んだことからきていると伝えられています。
美術館にはたくさんの詩作が展示されています。
ちょっと気分転換するには、心落ち着く空間ですよ。
☆ナナ☆